2018年に入って、初めてのブログ更新です。
色々書きたいことはあったんですが、忙しくてバタバタしていたり、単純に長文を書く気力がなかったりで、書けずにいました…気が向いて、覗いてくれた方がいたら、嬉しいです。
まぁ、2018年、とにかく初っ端から、アイドル界隈は色々ありましたね…
正直、アイドル界隈、1月から色んなことがありすぎて、自分でもびっくりするぐらい、それでちょっとヘコんでいて、色々手に付かなかったというのも、ブログ更新が滞っていた理由の一つにあります…
あるアイドルはグループから独り立ちして、新しい道に進み、あるグループはファンに惜しまれながら解散していった。遠くから、アイドルを見ている我々は、何度もそういう経験をしてきたはずなのに、そういうことが起きるたびに、アイドルには「絶対」も「永遠」もないことを、初めて味わった感情みたいに、毎回痛いほど思い知らされる。
好きなアイドルたちには、みんな幸せになってほしいと思うけど、「アイドルであり続けること」は、そんなアイドルたちの「アイドルとしてではない人生」を、少しずつ削り取ってしまっているのかも知れないし、「アイドルであり続けること」を望むことは、ファンのエゴなのかも知れない、と思った。
遠くから見ている我々は、アイドルたちが「アイドルとしてではない人生」を犠牲にしながら積み上げている「アイドルとしての人生」を、楽しませてもらっているのだと、改めて実感した。
でも、「いつか終わること」を考えながら、アイドルを応援することは、ものすごく悲しくて、虚しいことだと思う。いつだって、頭の片隅に「いつか終わること」はチラついているかも知れないし、アイドルが持つ「永遠ではないもの」に美しさみたいなものを見出してしまっている部分も、たしかにある。
だけど、アイドルを見ているときは、そんなことを考えずに、単純に「楽しい!」とだけ思っていたい。実際に、アイドルのアレコレに、たくさん悲しくなったり、寂しくなったりする一方で、アイドルにたくさん楽しませてもらっているのも、また事実で。
「ずっとアイドルでいてほしい」と、簡単には言えないけれど、今、ステージで歌い踊っているアイドルたちには、今いる場所で、とにかく笑っていてほしいし、幸せであってほしいと、遠くから願わずにはいられない。あわよくば、その幸せな瞬間を見たり、聞いたりしながら、こちらも幸せだと感じられたらいいな、と思う。
そんなわけで、最近聴きながら、元気や幸せをもらっているアイドルソングから、特に好きな30曲を選んでみました。一応ほとんどの曲は、2018年にリリースされた曲です。
アイドルか否か、アイドルソングか否かは、完全に個人的な価値観によるものなので、悪しからず。
【1】STU48「暗闇」
作詞:秋元康
作曲・編曲:aokado
年に数回、秋元康が書くめちゃくちゃ良い詞のうちの一つ。
【2】私立恵比寿中学「響」
作詞:後藤まりこ
私立恵比寿中学が、6人体制となって初めての新曲。
【3】アイドルネッサンス「changes」
作詞・作曲:小出祐介
2月に解散したアイドルネッサンスが、ラストライブで歌ったBase Ball Bearのカバー曲。
【4】伊藤万理華「はじまりか、」
音楽:Ongakushitsu Inc.
グループを卒業するとき、「この子を好きになって良かった!」と、心の底から、ファンに思わせられるアイドルは、本当にすごい。
作詞:秋元康
作曲:
編曲:
シンプルに、ダンスという表現だけを収めたMVが、めちゃくちゃ良い。今一番勢いのあるアイドルが、これをやる意味。
【6】ももいろクローバーZ「笑一笑 〜シャオイーシャオ!〜」
作詞:只野菜摘
作曲・編曲:invisible manners
4人体制となったももクロにとって、初めての新曲。随所で鳴っているピアノが最高。
【7】つばきファクトリー「春恋歌」
作詞:大森祥子
作曲:鈴木秋則
編曲:鈴木俊介
昭和の歌謡曲にも目配せがされている、秀逸なアレンジ。
【8】Love Cocchi「青春シンフォニー」
作詞・作曲:つんく♂
編曲:平田祥一郎
つんく♂節がバリバリに効いた歌詞。
【9】Nao☆(Negicco)「菜の花」
作詞:Nao☆
作曲・編曲:北川勝利(ROUND TABLE)
声色とメロディーが、めちゃくちゃハマっている。
【10】北原里英(NGT48)「私のために」
作詞:秋元康
作曲:田中明仁
編曲:立山秋航
これまでの48グループの卒業ソングとは、少し毛色が違っているのが、きたりえらしい。
【11】坂道AKB「国境のない時代」
作詞:秋元康
作曲・編曲:Yo-Hey
48グループ、乃木坂46、欅坂46、それぞれの「グループらしさ」が反映された、TAKAHIRO先生の振付が良い。
【12】乃木坂46 1期生「Against」
作詞:秋元康
作曲:
編曲:
生駒ちゃんが、乃木坂46で最後にやりたかったことを詰め込んだようなMVに、ものすごい熱量を感じる。
【13】二丁目の魁カミングアウト「シンポジウムリフレイン」
作詞:ミキティー本物
作曲・編曲:RYO-P
去っていったアイドルたちを思って作った曲とのこと。
【14】天野アイ(西野七瀬)「ふめつのこころ」
作詞・作曲・編曲:tofubeats
初めて聴いたときに「これは事件だ!」と思った。
【15】尾関梨香・小池美波・長濱ねる(欅坂46)「バスルームトラベル」
作詞:秋元康
作曲・編曲:ふるっぺ(ケラケラ)
欅坂46のカップリング曲の幅広さは、グループの更なる可能性を感じさせる。
【16】TWICE「What is Love?」
作詞・作曲:J.Y. Park "The Asiansoul"
編曲:Lee Woo-min "collapsedone"
楽曲から、MVから、何から何まで、レベルの高い「アイドル」を見せつけられたようだった。
【17】Juice=Juice「Vivid Midnight」
作詞:児玉雨子
作曲:SEION・Tasco・Tenzo
編曲:Tasco・Tenzo
最近のK-POPの流れを、丁寧かつ大胆に、日本のアイドルファンクに落とし込んでいて、すごく好き。
【18】たこやきレインボー「Whoop It Up!」
編曲:ワイルドアニマルズ
「強くて可愛い女の子たち」の歌。
【19】Da-iCE「TOKYO MERRY GO ROUND」
作詞・作曲:コモリタミノル
1990年代後半から2000年代前半あたりのSMAPっぽくて好き。
【20】M!LK「妄想ドン・キホーテ」
作詞:ma-saya
作曲・編曲:Kon-K
アイドルファンの8割ぐらいは、この曲好きだろって感じ。
【21】さくらしめじ「朝が来る前に」
作詞・作曲:キタニタツヤ
編曲:島崎貴光
男子高校生二人が、アコースティックギターを弾きながら、この曲を歌うの、最高。
【22】Sexy Zone「名脇役」
作詞・作曲:竹縄航太(HOWL BE QUIET)
編曲:竹縄航太(HOWL BE QUIET)・sugarbeans
コーラスアレンジ:竹内浩明
Sexy Zoneも、こういう歌が歌えるようになったんだな、と感慨深い。
【23】SUPER★DRAGON「SOUL FLAG」
作詞・作曲・編曲:Yocke
SUPER★DRAGONの歌の上手さを実感できる一曲。
【24】lol「ice cream」
作詞:teeda
作曲・編曲:Willem van Hanegem・Ward van der Harst・back-on・macaroni & cheese
男女混合グループという特性が活かされた一曲。男女混合のグループって、少ないので頑張ってほしい。
【25】SingTuyo「KISS is my life.」
作詞:ぼくのりりっくのぼうよみ
作曲・編曲:ぼくのりりっくのぼうよみ・ケンカイヨシ
ソングライティング面で、ある種の大衆性みたいなものを手にし始めた、ぼくのりりっくのぼうよみが、今しんつよとタッグを組んだ意味は大きい。
【26】BTS(防弾少年団)「Don't Leave Me」
作詞・作曲・編曲:UTA・HIRO・Sunny Boy・Pdogg
日本のドラマ主題歌で、この曲をぶっこんでくるの、強い。
【27】w-inds「Dirty Talk」
作詞・作曲・編曲:Keita Tachibana
橘慶太の天才っぷりを感じる。
【28】超特急「Party Maker」
作詞:IE-MON
作曲・編曲:MUSOH・IE-MON・DX ISHII
最初から最後まで、1ミリも意味が分からないけど、そこが良い。ぶっ飛んだダンスを、キレッキレでカッコよく踊っているのも良い。
【29】MAGIC BOYZ「O.NE.DA.RI」
作詞:SUSHIBOYS
作曲・編曲:SUSHIBOYS・タイプライター
個人的には、現時点で、2018年のアイドルソングの年間ベスト級。「おねだり これは新手の武器/核ロケットより peaceで強い武器」という歌詞が、本当に最高。
【30】新しい地図「雨上がりのステップ」
作詞:麻生哲朗
作曲・編曲:菅野よう子
製作陣だけではなく、曲そのものからも「SMAP」を感じる。彼らの中では、色々なものが地続きにあるんだな、と思った。
今回選んだ楽曲は、選曲はもちろん、曲順も色々考えながら組んだので、そこも曲と一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。
今年は、こんな感じで、たまに好きなアイドルソングをまとめたブログを書けたらいいな、と思っています。
良かったら、次も覗いてみてください。
では、最後に、おまけの一曲として、こちらを。
Perfume「無限未来」
Perfumeの3人が、これまでも、これからも、「Perfume」であり続けていてくれるのは、本当に奇跡のようなことだな、と改めて思ったり。
加速してくStory (Maybe so Maybe so Maybe)
醒めない夢に (Maybe so Maybe so Maybe)
さよなら今夜Starry (Maybe so Maybe so Maybe)
ほら飛ぶよ Are you ready?