おなかのはらぺこ日記

好きなものには、基本贔屓目。

超特急に見る、アイドルのネット展開。

突然ですが、最近「超特急」というボーイズグループに、ちょっとハマっています。スターダストプロモーションの「EBiDAN」という、若手男性俳優・タレント集団から選抜されたグループの一つで、メンバー7人は、グループ名にちなんで、1号車から7号車に分けられ、ファンたちは8号車と呼ばれている。メインダンサー&バックボーカルグループということで、2号車から6号車が中心となって踊り、1号車と7号車が歌でグループを支える、という体制で活動している。(公式サイト→超特急)

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メンバーは、写真左から、1号車コーイチ(お父さん担当)、2号車カイ(神秘担当)、3号車リョウガ(ガリガリ担当)、4号車タクヤ(筋肉担当)、5号車ユーキ(ドジっ子担当)、6号車ユースケ(元気担当)、7号車タカシ(末っ子担当)。

スターダスト所属のグループ*1らしく、普通アイドルじゃやらないだろうというような、奇抜なダンスや楽曲、衝撃的なパフォーマンス、個性的な衣装など、いわゆる「ダサカッコイイ」を、自他共に売りにしている。しかし、メインダンサー5人のダンススキルも、バックボーカル2人の歌唱力も、めちゃくちゃ高いので、どんなにぶっ飛んだことをやっても成立している。それが、超特急の強みであり、魅力だと思う。

まぁ、「どニワカな野郎が何言ってやがんだ」と、8号車の皆様に怒られてしまいそうですが、自分が超特急にハマりつつある中で思ったことが一つあります…

超特急、ネット展開上手すぎじゃねぇ!?

グループ名を知っている程度だった自分が、「超特急イイな…!」と思ったきっかけは、YouTubeで最新シングル『My Buddy』のMVを観たことだった。

まぁ、最近YouTubeでMVを上げているアーティストは、結構いるけれど、全てのMVがフルで上げられているのは、何気にすごい。最近、アーティストにハマる入り口としては、YouTubeのMVというのが一番大きいと思う。

しかし、超特急にとっては「そんなこと当たり前」というように、ネットサーフィンをする中で、どんどん超特急にハマっていけるような、いや、ハマらせていくような、もっと言えば引きづり込んでいくような、ネット展開がされていた。そのどれもが、胸を掴むものばかりで、「超特急、ネット展開うめぇ…」と思わされた。以下、そのいくつかを上げていきたいと思う。

 

YouTubeでライブ映像が観られる

2013年のライブ映像から、

2015年の映像まで、

過去のパフォーマンスから、最近のパフォーマンスまで見ることができる。

さらに、昨年の12月のライブでは、一部の楽曲のパフォーマンスが撮影可となっていたようで、ファンが上げたその映像も観られる。

YouTubeでMVを観たあとに、すぐにライブ映像を観られるというのは、すごく理想的な流れだと思う。公式がYouTubeに、ライブ映像を上げているというのは、最近では結構ポピュラーになっているが、ライブのパフォーマンスを撮影可とし、それをネットに上げることを許しているというパターンは、まだまだ日本では珍しいと思う。しかも、超特急のように、ある程度売れているアーティストでは、なおさら珍しいだろう。海外では、ライブ全編撮影可というのが、もはや常識であるが、日本ではまだまだその流れは浸透していない。個人的には、ライブ全編撮影可というのは、日本人には合わないような気がしているが、ライブの一部撮影可なら、こうしてネット上に上げられて、目に付きやすくなるので、アーティスト側と観客側、双方にとってWIN-WINで良いと思う。

それに加えて、YouTubeだけではなく、月額400円でスターダスト所属グループのライブ映像やメイキング映像などが見放題の「スターダストチャンネル」*2というサービスもある。この時点でもう、超特急ひいてはスターダストのネット戦略、上手い…!

 

 ・ネットでの配信番組がある

超特急に限らず、EBiDANのグループは、YouTubeやLINE LIVEなどで定期的に配信の番組(生配信もある)をやっている。その上、その配信のほとんどがアーカイブとして、今も観ることができる。MVから入り、ライブ映像を観て、ネット配信番組で、素を垣間見ることができるというのは、めちゃくちゃ良い流れを作れていると思う。

超特急の配信アーカイブなら、個人的には今年リリースされたシングル『超ネバギバDANCE』のMVとメイキングを、メンバーたち自身が鑑賞しながら解説してくれる回が面白かった。

こういったオリジナルの配信番組の他にも、ニコニコ生放送では男性限定ライブを生配信したり、TGCやGirls Awardなどのイベントにアーティストとして参加した場合には、その模様も公式に配信される。ネット配信というものに、比較的身軽なのも、強みの一つだろう。

 

・ネットをフル活用して面白いことをやってくれる

ライブ撮影可や生配信というのも、ネットをフル活用した面白いことではあるけれど、よりユニークな面白いことをやりのけている。

例えば、NYLON JAPANの公式YouTubeチャンネルでは、Onitsuka Tigerというアパレルブランドとコラボして、ダンスストーリーというオシャレなPR動画がアップされている。こんなん、アイドルファン全員が、推しているグループにやってほしいような仕事でしょ…しかも、ぶっ飛んだライブパフォーマンスとのギャップがすごい…*3

Dance with the Squad - NYLON JAPAN

他にも、LINE LIVEで公開されているメンバー7人分の動画を、7台のスマホで同時再生すると、『gr8est journey』という楽曲のMVが完成するという、ネットならではの試みもやっている。これ、楽曲がめちゃくちゃ好きなんですけど、メンバーの個性が詰まったMVが、また最高なんですよ…

「gr8est journey」のスマホ型”連結”ミュージックビデオ『超特急と新どうが created by 眞鍋海里』公開!! | 超特急

また、メインボーカル2人だけによる「うたうたい」というライブで、1号車コーイチが自ら作詞作曲をした楽曲を歌ったのだが、そのライブ映像も、本名の吉野晃一名義のYouTubeチャンネルで公開されている。これだけのクオリティーの楽曲を作れるということに、まず驚きだが、超特急とはまた違う一面を、こうして観られることも楽しい。

 

・めちゃくちゃメイキング映像を見せてくれる

まず、フォトブックのメイキングは、普通に公式でYouTubeに上げられている。

超特急 1st PHOTO BOOK トゥリマカシ・サマSummer初写真集~マレーシアの車窓から~ [スペシャルメイキング] ティザー映像 - YouTube

超特急 2nd Photo Book「超特急×シベリア」メイキング映像 (2016.12.02 on sale) - YouTube

超特急 Bullet Train 5th Anniversary Official History Book『Signal』メイキング - YouTube

超特急 露出高めのショットも収録!London写真集発売! - YouTube

それに加えて、超特急とCan CamがコラボしたFASHION BOOKのメイキングも、かなりの長尺で公開されている。

グループ初の代々木第一体育館での2daysワンマンライブに向けてとして、会場下見から打ち合わせの様子までを、YouTubeで公開している。そのワンマンライブに向けて、盛り上がりを作ることにも、一役買っているのも上手い。

他にも、昨年のハロウィンイベント出演時や、メンバー主演映画、雑誌撮影など、ありとあらゆる場面でのメイキングが上げられている。

PERFECT HALLOWEEN 2016 BackStage Movie - YouTube

「サイドライン」プレミアム・エディション特典映像一部公開!! - YouTube

「サイドライン」リミテッド・エディション特典映像一部公開! - YouTube

【超特急×ViVi】 撮影の裏側 - YouTube

超特急、撮影ではどんな表情をしているの?<メイキング/モデルプレス> - YouTube

超特急 in JOYPOLIS ~特急ジョイポリ号に乗車せよ!~ プレミアムデジタルライブ メイキング映像 - YouTube

YouTubeだけで、MVからライブ映像、生配信番組、メイキングまで観られるって、本当に本当にすごい。というか、アイドルファンって、メイキング映像、大好物じゃないっすか?(常識)これだけメイキング観せてくれるなら、ファンも楽しいだろうなぁ、と思う。

 

SNSを上手く活用している

公式で超特急のTwitterやインスタ、LINEアカウント、ブログがあるだけではなく、メンバーの何人かも自身のインスタ*4を持っている。

アイドルがSNSをやることは、結構ハイリスクハイリターンだと思うけど、超特急の場合Twitterではなくて、インスタなのが良い。インスタは、SNSならではのリアルタイム感はありつつも、Twitterほどリアルタイム過ぎず、ブログの延長線上にある感じがする。ファンとの距離は近くなりつつも、近すぎない一定の距離を保つことが、アイドルのSNSには重要だと思う。

そして、個人的に超特急のSNS絡みで、「最高…!」と思ったのは、超特急の振り付けを多く手掛ける、えんどぅさんのインスタにアップされた一本の動画だった。

これは、えんどぅさんと超特急が、少女時代の楽曲『Holiday』*5の冒頭部分を踊っている動画なんですが、控えめに言っても、バカみたいに最高じゃないですか!?一度見始めたら止まらない、謎の凄まじい中毒性がある、恐ろしい動画…こんなん、全アイドルファンが、推しグループにやってほしいやつですよ…(2回目)普通に、こんな動画が観られる8号車さん、マジで恵まれてる…

インスタだけではなく、Twitterでも、様々な形でメンバーのオフショット的なものが観ることができる。

このように、上手くSNSを活用できていることは、ものすごく強いと思う。それ以上に、ファンがめちゃくちゃ嬉しくて、純粋に楽しいっしょ。

 

以上、今回挙げたものも、ほんの一部なので、探してみると、もっと色んなものがあって、本当に楽しい。しかも、今回挙げたもののほとんどは、公式でアップされていて、無料で観られるというのだから、マジですごい。これだけの動画を、「公式じゃない動画を観ている」という罪悪感に駆られながら観る必要がないって、奇跡に近いっすよ…(それなりにジャニーズも好きな身からすると、ネットで公式の動画を観られるなんて、1年間に数える程度のもんですから。)

ネット展開を充実させると、色んな人に存在が、より広く届きやすくなる反面、やりすぎるとタレントやアーティストのある意味での商品価値を下げてしまいかねないので、結構難しいところなのだが、スターダストはそこらへん上手いと思う。お金を取るべきところ、払ってもらうべきところと、ネットで無料で出しても大丈夫なところの線引きが、きちんとされているように感じる。MVからのライブ映像や生配信番組、メイキングみたいに、「興味」を「好き」「ハマる」につなげていく流れが、確立されていることもすごい。

これからの時代、どれだけネットを上手く活用できるか、どれだけネットを味方につけることができるかが、タレントやアーティストの将来というか、生存競争にとって、より重要になってくると思う。そんな中で、今回挙げた超特急みたいに、ネット展開を戦略的に練られているのは、これから絶対プラスになってくるだろう。

まぁ、何だかんだ言いましたが、超特急、めちゃくちゃ良いグループなので、これから追っていきたいと思います。